欧州鉄道の歩き方 ~知ればこんなに簡単!鉄道旅行~
1章-1 初心者にぴったりなオランダ・ベルギー鉄道旅行 ~オランダ・ベルギー鉄道旅行基本講座~
初心者向けといわれる理由
ヨーロッパを鉄道で旅行する方は、年々増加してきている。いざヨーロッパを鉄道で旅行となると躊躇してしまう方も多いだろう。
ヨーロッパの鉄道旅行の中で、初心者向けと言われている国はスイスやドイツなどが挙げられる。
初心者向けといわれる理由は、以下の4つ、
① 運行本数が多い
② 定時発(毎時00分発など)の列車が多い
③ 全席指定制の列車が少ない
④ 鉄道路線のネットワークがしっかりしている。
景勝ルートが多いスイスやネットワークがしっかりしているドイツは、ヨーロッパを鉄道旅行する方には人気のある国である。
しかしオランダやベルギーも、スイスやドイツに負けないぐらい鉄道旅行には便利な国である。

オランダの玄関駅となるアムステルダム中央駅。東京駅のモデルともいわれている。

オランダ鉄道の普通列車。黄色のカラーリングがオランダ鉄道の特徴。
初心者向けの上記の4大要素があり、
首都のターミナル空港からアムステルダム中央駅、
ブリュッセル中央駅、
ブリュッセル南(ミディ)駅などの玄関駅まで
鉄道で移動できるからだ。
オランダの場合、
首都アムステルダムとユトレヒト、デン・ハーグ、ロッテルダム、デルフトなど主要都市は全て鉄道で結ばれている。
ベルギーの場合、首都ブリュッセルからブリュージュ、アントワープ、ゲント、ナミュール、リェージュなどの主要都市は全て鉄道で結ばれている。
しかも国内の鉄道移動なら、首都から主要都市までは1~2時間程度で結んでいる。

ベルギーの優等列車であるインターシティ。白地のベース(一部は紫地)にベルギー国鉄のロゴが記載されているのが特徴。

ベルギーの玄関駅となるブリュッセル南(ミディ)駅。国際列車ユーロスター、タリス、ICEが発着している。
これぐらいの広さであれば、鉄道旅行ではネックとなる大きな荷物をアムステルダムやブリュッセルなどの拠点となる都市の滞在しているホテルに置いて、身軽な状態で日帰り旅行が可能だ。
オランダやベルギーは、フランスやイタリアと違い、座席予約をしなければ利用できない列車が極めて少ないことも、鉄道旅行初心者向けといえる。
2009年9月現在で座席予約が必要な昼間列車は、アムステルダム~ブリュッセル~パリ、ケルン~ブリュッセル~パリを結ぶ国際高速列車タリスぐらいである。
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