欧州鉄道の歩き方 ~知ればこんなに簡単!鉄道旅行~
2章-4 インターシティ「ベネルクストレイン」の旅 ~オランダ・ベルギー鉄道旅行基本講座~
ベネルクストレイン
オランダの首都アムステルダムとベルギーの首都ブリュッセルを結ぶ列車としては、高速列車のタリスの他に、国際インターシティ「ベネルクストレイン」が運行している。

アムステルダム~ブリュッセルを結ぶ国際インターシティ「ベネルクストレイン」

カラフルなデザインであるベネルクストレインの客車
運行開始は1957年9月である。
国際列車だが、インターシティ(IC)の種別で運行している。
オランダおよびベルギーのインターシティなので、普通列車と同じ運賃体系で、座席指定もできない列車である。
当然、乗車券やユーレイルベネルクスパスなどの鉄道パスを持っていれば、そのまま利用できる。
運行ルートは、アムステルダム中央駅~スキポール空港駅~デンハーグHS駅~ロッテルダム中央駅~ローゼンタール~アンワープ中央駅~メッヘレン~ブリュッセル中央駅~ブリュッセル南(ミディ)駅である。
アムステルダム中央駅からブリュッセル南駅までの所要時間は、2時間49分である。
高速列車タリスを同区間で利用した場合は2時間42分なので、所要時間の差はあまり無い現状である。
1時間に1本の割合で運行している。

1等オープンサロンタイプ座席の様子

1等コンパートメントタイプ座席の様子
2009年現在の編成は、1等車2両、2等車5両(うち1両は自転車積み込み可能)と機関車の8両編成で運行している。
座席配置は1等で1+2配列のオープンサロンタイプと6席のコンパートメントタイプ、2等で2+2配列のオープンサロンタイプである。
機関車はベルギー国鉄(SNCB)から、客車はオランダ鉄道(NS)のものである。食堂車は編成されていないが、車内ワゴン販売が行われていて、軽食やドリンクなどを購入することができる。

ベネルクストレイン停車駅には、編成案内版がある
アムステルダム~ロッテルダム~アントワープ間で高速新線(HSL Zuid/HSL4)が建設されている。
営業運転開始時期は未定だが、開業後はタリスや専用の高速列車「アルバトロス」などが運行される予定である。
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