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はじめてのヨーロッパ鉄道旅行講座 2.ヨーロッパの列車について

2.ヨーロッパの列車について

2-4 ヨーロッパの夜行列車の設備

日本では減少傾向にある夜行列車だが、ヨーロッパの鉄道旅行には欠かせない存在だ。夜行列車の設備を以下の3つに分けて解説する。
デラックス寝台※
普通寝台※
クシェット(簡易寝台)

※デラックス寝台と普通寝台を総称して「個室寝台」と言う場合もある。

■デラックス寝台
個室内に1~3台の寝台(ベッド)、洗面台、トイレ、シャワールームが設置されている。国によっては、共同のシャワールーム、共同のトイレというケースもある。
個室は内側から鍵が閉められる。また列車によってはカードキー式になっており、外側からも鍵を閉めることができる。

イタリアやスペインのデラックス寝台は、別の名称で呼ばれている。
イタリア   Excelsior(エクセルシオール)
スペイン   Glan Classe(グランクラーセ)

デラックス寝台は、1等もしくは特等扱いのことがほとんどである。サービスの差別化も行われており、一番優遇されているのは、スペイン鉄道(renfe)の夜行列車トレンホテル(Hotel)に編成されているグランクラーセである。この夜行列車には、食堂車が編成されており、グランクラーセ利用者のチケットには夕食および朝食代金が含まれている。また駅のラウンジも無料で利用できる。
他の国のデラックス寝台を利用する場合は、朝食代金のみがチケットに含まれていることが多い。

イタリアのエクセルシオールExcelsior車両


エクセルシオール車両の個室内のシャワー室
エクセルシオール車両の個室内のトイレ

■普通寝台(エコノミー寝台)
一般的に多く見られるのが、この普通寝台だ。個室内に1~3台(一部の国では4台)の寝台、洗面台が設置されている。トイレは車両ごと設置している共同トイレを利用する。個室は内側から鍵が閉められる。一部の夜行列車(シティナイトラインなど)を除き、他人との相部屋も可能だが、男女は別部屋となる(同じグループで1つの個室を利用する場合は、男女相部屋は可能)。
この個室を1名で利用すればシングル、2名で利用すればダブル(もしくはT2)、3名で利用すればT3、4名で利用すればT4扱いとなる。

普通寝台のクラスの基本的な考え方は以下のとおり。
1名利用(シングル、スペシャル)1等
2名利用(ダブル、T2)2等
3名利用(T3)2等
4名利用(T4) 2等※

例外はシティナイトライン、イタリア、ノルウェーの場合で、
シングルが2等扱い
シティナイトライン(エコノミー寝台)、ノルウェー国内夜行
2名利用時でダブルが1等扱い、T2が2等扱い
イタリア国内

※フランス国内夜行列車の場合、普通寝台の編成が外されたため、実際は1等4名クシェットの1~2名利用となる。1等クシェットを利用するため、2名利用の場合でも1等扱いとなる。
なお、ヨーロッパの寝台車両の多くは、3名部屋ベース、2名部屋ベースのものが多い。4名部屋ベースの普通寝台は少なく、スペイン鉄道のトレンホテル(Hotel)やシティナイトライン(CNL)で編成されているのみである。大半の国では、4名部屋はクシェットである。


スウェーデン鉄道(SJ)の普通寝台の個室内部。ベッドが1台のみ出されている(シングル)状態
スウェーデン鉄道(SJ)の普通寝台の個室内にある洗面台

■クシェット(簡易寝台)
一番安価な寝台クラスがクシェット(簡易寝台)である。日本の夜行列車で例えるのならB寝台に該当する。クラスは、フランスの4名クシェット(前述)を除いて、2等扱いである。

個室内に6台の寝台(3段ベットが2列)もしくは4台の寝台(2段ベッドが2列)があり、洗面台とトイレは車両ごと設置されている共同のものを利用する。

個室は普通寝台と違い、性別での区別はしないので、男女相部屋となる。寝台もデラックス寝台や普通寝台と比べて、簡易なものである。

4名クシェットを4名グループ、もしくは6名クシェットを6名グループで利用しない限りは他人との相部屋が原則となるため、パスポートや現金などの貴重品はきちんと自主管理することが大事である。

6名クシェットの個室内部。3段ベッドが2列ある。ベッドごとにカーテンの仕切りはない

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